8月に発生した豪雨災害により大きな被害を受けた石川県珠洲市で、若手社員8名によるボランティア活動を10・11月に2回行った。朝10時に川口を出発し、午後6時に金沢に到着。ホテルで一泊し翌朝6時のバスで3時間かけて珠洲市に入った。活動は午前9時~15時までで、終了後再び3時間かけて金沢に戻るという強行軍だ。
活動内容は、床上浸水した家の家財道具の撤去や泥出し、仮設住宅への備品の搬入などを行った。バスで移動する道すがら、1月の大震災や8月の豪雨で被災した倒壊家屋がそのまま放置されている惨状が多く残されていることに驚いた。国や行政の対応が遅すぎるとも感じた。被災された方々は未だ多くの困難を抱えており、一日も早く「普通の生活」を取り戻すための支援が求められているので、今後も継続的な地域貢献を行うことが必要だと感じた。
今回のボランティア活動は単なる地域貢献だけではなく、長い道中を共にした同僚との絆が更に強まったことや、少しばかりでも自らの成長にもつながったと感じることができたのでとても有意義だった。
私たちの会社は、東日本大震災の時にも社員全員でボランティア活動に携わったが、今後も積極的に社会貢献を果たせる企業でありたいと考えている。