私たちの会社では10年ほど前から健康経営に取り組んでいる。フィジカル・メンタル両面の健康を向上すべく活動しているが、活動当初は「一日1万歩」とか「体重を〇Kg減らす」のような目標が多かったが、最近は「筋肉量を○%増やす」とか「尿素摂取量を20以上にする」など、目指す目標が更に具体的になってきている。かくいう私も「一日一万歩により要検査項目を無くす」を目標に掲げ、昨年の元旦からスタートし、378万歩を記録し、要検査項目は無くなった。私の場合、職住接近なので、一日デスクワークをした時など1000歩に満たないこともある。通勤していればそれだけで5000~6000歩稼げるが、それがない私は早朝や夕食後に1時間以上ウオーキングしなければならない。1万歩を歩くには時速6キロのスピードで85分ほど掛かるので、けっこうきついし、真冬Tシャツ一枚でもしっとり汗ばむくらいの運動量がある。最近TVで「ダラダラ歩いても意味がない、どれだけ早く歩けるかが健康のバロメーターだ」みたいなCMが流れているが、時速6.3Kmくらいまでなら上げられそうだ。50代の頃は年間2500Km走るなんてことに挑戦していたこともあったが、考えてみると1日1万歩は年に換算する3000Kmになる!そう考えると健康に大きくかかわるのも理解できる。
こうした活動が実って健康経営ブライト500に認定されている。
また、個人の健康経営は勿論だが、会社という「法人」にも健康経営は必要だ。会社もきちんと管理しないと風邪もひけば病気にもなる。常に経営状態(健康状態)をチェックし、維持向上させるよう努めなければならない。弊社にとっては5S活動(正式にはSuper 6S活動)やQCサークル活動、そしてISO9000のマネジメントシステムの推進が法人としての健康経営だ。何ごとに於いても「改善に特効薬はないが、続けることで漢方薬のようにじわじわ効いてくる」・・「継続は力なり、更なる継続は宝なり!」まさにその通りであると認識しているので、今後もしっかり継続してゆく所存です。