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超高齢化社会をどう思う?

2024年11月

 先日のニュースで、日本に於ける100歳以上の高齢者が9万5000人を超えたと伝えていた。1300人に一人の計算だ。90年代の半ばは2万5000人に一人だったそうで、たった30年で20倍に跳ね上がった訳だ。更には、2050年は190人に一人、今の7倍になると試算されている。もし私が100歳まで生きたとしたら、ちょうどその頃に当たる。
「超高齢化社会」という言葉を耳にして久しいが、ここまでだったとは・・筆舌に尽くし難い。考えたくもないが、とても国としての体が保てるとは思えないし、移民無しではどうにもならないことは火を見るよりも明らかだろう。少子高齢化は世界的な傾向であるらしいが、特に東アジアは群を抜いている。
お隣の韓国や中国の高齢化スピードは日本よりも早く、更に深刻なんだそうだ。

 しかし、そうは言っても世界人口は増加の一途をたどっている。2010年には70億人だったが現在は80億人、2050年には約100億人になるという。
心配事は他にもある。異常気象や温暖化、そして戦争だ。海水面も気温も上がり、農地が減り、食料の争奪戦が始まるのでは?と云われている。地球は人間が暮らせる環境を保っていられるとは思えないし、平和が担保されている保証もない・・心配は尽きない。

 そんな将来を背負わされる今の若者達に、明るい未来なんてものがあるのだろうか?
私の友人は、年頃の娘や息子に対し「結婚しても子供は持たない方がいい。生まれてくる子供の将来を思うとかわいそうだから・・」と伝えているという。なんということを言うのだろう!と思う反面、その気持ちを理解できる自分がいることに気づかされた。
目先のことばかり公約に掲げた政治家たちに聞かせてやりたいと思った。このような事態になることは30年も40年も前から分かっていたはずなのに、政治家は何をしてきたのだろうか。
今日は月曜日だが、たまたまショッピングモールに出かけた。腰の曲がった老人や杖を突く高齢者ばかりが目についた。平日とはいえ、心底寒気を覚えた。