新年あけましておめでとうございます。
年頭の挨拶なので暗い話はしたくないとは思いますが、残念ながら今年もコロナ禍は続くことになりそうです。果たして東京オリンピックは開催できるのでしょうか?
世の中には上り坂があれば下り坂もあるが、「ま坂」という坂もあるとよく言われます。まさしく昨年はその「ま坂」の一年でした。一瞬にして世界が凍りつくとは誰が想像したでしょう。
会社を経営しているといろいろなことがあります。いい時も悪い時も、、、会社だって風邪をひくときも、時には大病を患うこともあります。 だから、楽観することなく、手を抜くことなく、いつも「今よりもっとよくするために何ができるのか」を考えて行動する必要があると思っています。それが会社を強くする唯一の道だと思っています。何事も「このくらいでいいだろう」と思ったら、その瞬間に成長は止まります。だから常に「ありたい姿」を明確にして、そこに向けPDCAを回すことが求められます。
丑年は十二支の二番目の年、子年に蒔いた種が芽を出して「成長する年」と言われています。来年の100周年に向け、当社もこの数年たくさんの種を蒔いてきましたので、今年はしっかり育てて、来年がその実りを収穫する年だと認識しています。急がず、焦らず一歩一歩着実に目の前のやるべき事をしっかりこなす、そんな一年にしたいと思っています。今年のテーマは「自工程完結」です。極端に言えば、検査など必要ないくらい自分の工程で最高の品質をつくり込むということです。そんな企業を目指して、今年も一所懸命に頑張りますので、どうか本年もよろしくお願い申し上げます。