5月下旬の「西日本食品機械展/福岡」と、6月初旬の「FOOMA(食品機械工業展)/名古屋」に出展する予定だったが、3度目の緊急事態宣言発出により取りやめた。今年も新製品の発表を予定していたので、残念至極だ。出展料など損害も大きいが、社員の安全には変えられない。
3月の独り言に、「二度目の緊急事態解除は早すぎた、このままいけばGW辺りに第4波になり、再び緊急事態になり五輪も危うくなる」と書いたが、奇しくもその通りになってしまった。あの時、もう一段声を大にして引き締めを図っていれば、今頃は・・。"たら・れば"論を言っても仕方ないが、少なくとも「オリンピックをやろう!」という機運は今よりもっと高まっていたはずだ。
この国の政治家や官僚の方々からは、なぜか危機感が伝わってこない。コロナで世界が氷ついて早一年半。法改正も含め、この間にやるべきことは多々あったはずなのに・・。緊急事態宣言下にあっても国民に「お願い」しかできない国でいいのか?「外出禁止!従わねばペナルティ!」そういった強制力も緊急事態下には必要だという声も多いのに、この間その議論さえしてこなかった。与党も与党だが野党も野党だ。国難に対して一丸となって纏まろうという姿勢がまったく見えないのは悲しい限りだ。