10 月末、ISO9001 の8回目の更新審査があった。 審査開始前、M 先生との面談で 「増幸産業が ISO・QC・5S 活動に全力で取り組んでいることは過去の審査資料の申し送りに書かれていたので、ホームページを隅から隅まで見させてもらった。会社の 目指す方向や人材育成、顧客満足や社員満足を追求する姿勢も読み取れたので、今日 の審査がとても楽しみだ」とおっしゃった。この M 先生は ISO の規格を決める国際会議に日本を代表して幾度も出席している方なので、審査する目も厳しかろうと少々緊張もしたが、今となってはまな板の上のコイ、自然体で受けるしかない。
通常の維持審査は 1 日で終了するが、更新審査は 2 日にわたって行う。いつもなら 私も審査現場に同席するのだが、今回は多忙を極めそれが叶わなかった。時折審査が 終わった部署の社員に「何か問題はあったか?」と確認すると、「不適合や指摘事項は 何もありません、全て順調です」とのことだった。 審査後の終了会議で先生がおっしゃったのは「私は 500 社近く審査してきたが、貴社のレベルは トップクラスです。 素晴らしい! 何が素晴らしいかと言うと人がいい! ISO 教育や品質向上に対する改善活動が定期的に、しかも社員全員に徹底されているから誰もがしっかり受け答えでき る。このような会社はなかなか見ることができない。社⻑さん、いつでも安心して引退できますよ!」とおっしゃられた。(笑)
