2月17日、JICA 技術協力プロジェクト「技能工育成のための職業訓練校能力強化プロジェクト」の一環で、南アフリカから職業訓練校の校長先生以下、幹部職員の方約20名が来社された。
南アフリカでは英語が公用語だそうだ。私は常々思うのですが、日本が戦争に敗れた時どうして英語を第二母国語にしなかったのだろうかと、悔やまれてなりません。日本人の英語力向上が必須であることは、30年以上前からの課題であるのに、一向に改善されていない。いや、更に低下しているようにも感じる。にもかかわらずカタカナ語は日常生活の中に溢れていて、意味もわからず横行している現実がある。世界第3位の経済大国と言われる日本が聞いて呆れる。
今回の研修会は"5 S を中心に行なって欲しい"とのご要望があり、弊社の「スーパー６S"心"の活動（5S＋TQC＋ISO）」を中心に話をさせていただいた。南アフリカでも「5S」や「カイゼン」というキーワードが生産現場では共通語になっているというから驚いた。1時間の講義と工場見学、その後の質疑応答など、2時間半があっという間に過ぎた。
弊社の「スーパー６S"心"の活動」の本意は「仕事を通して幸せを想像するための活動」であり、すなわち「やりがいのある職場づくり」を目指していることも、それなりに伝わったようだ。
南アフリカの皆さんは根明で、とてもフレンドリーで、日本と南アフリカの友好関係が今後ますます促進することを切に願っています。