【4年ぶりの外遊①、韓国編】
コロナ後の初の外遊は4月末の韓国ソウルだった。代理店であるKOECO社が展示会に出品するためのアテンドであったが、コロナが明けて間もなくというのに、空港は予想以上の混雑ぶり。コロナ禍のことなどすっかり忘れたかのように、多くの人が国境をまたいで移動している。4年ぶりの出国故、手続きで戸惑う部分もあったが無事金浦空港に到着。
今回の展示会は化粧品・医薬品展で、今までなら粉砕機メーカーも数社出展していたが、今回は一社も発見できなかった。韓国経済は中国との関係悪化で冷え込んでいるようで、出展社数もコロナ前より少なかったようだ。そのような状況にあってもKOECO社の業績は良好で、この展示会期間中の大型受注もあるぞ!と、朴社長は意気盛んであった。嬉しい限りだ。3泊4日の出張であったが、4年ぶりの韓国を満喫した。
【4年ぶりの外遊②、台湾編】
8月22日から台北を訪問した。自動化設備展に代理店であるグッドモーニング社が出品するため、そのアテンドで訪問した。AM7時、羽田空港に着くと既に多くの旅行者でごった返しており、搭乗手続きと手荷物検査場を通過するのに約2時間かかるありさまで、出国審査を終えたらもう搭乗時間ギリギリだった。4月の韓国出張時よりも明らかに人出は増えていた。需要急増にスタッフや機材の配置が追いついていないように感じた。
台北の松山空港を出ると亜熱帯の強い日差しに包まれる。日本も記録的猛暑だが、それを上回る暑さに驚いた。翌日から始まる展示会の準備状況を確認するため、さっそく会場入りすると展示機のセッティングは完了しており一安心。
23日は初日とあって人出もさほど多くない。また、「自働化展」という業種を絞り込めない展示会だったが、ありがたいことにいくつか商談が舞い込んだようだ。
24日は新幹線に乗り台南のお客様T社を訪問。この会社には35年ほど前に来たことがあったが、驚いたのはタイムスリップしたかの如く、正門から事務棟、工場棟や生産設備などその当時のまま存在していた。商談のため通された会議室もレトロ観いっぱいで、「The昭和」といった感じ。商談は予定よりかなり長引き、台北のホテルに到着したのは23時。
3日目は朝から展示会場に詰め、12時に空港に向け出発、14:20の便で帰国の途についた。