12月8日、快晴に恵まれて第32回川口マラソンが行われた。今年は市制80周年の記念すべき大会だ。ハーフの出走社は約2000人。
多少肌寒さを感じる程度だが、マラソン日和だ。昨年に続き社員7名がエントリー、10Km4人、ハーフが3人。私は当然ハーフ。昨年も書いたが、この川口マラソンには4ヶ所もの制限時間ポイントがある。私のような不良ランナー(記録にはまったく興味がなく、疲れたら歩く)にはとにかくきつい。最終ポイントは20Km地点、ここでの制限時間が2時間20分。何度も言うが、私のような不良ランナーにはきついのだ。そもそもなぜ20Km地点で制限時間を設けるのかが意味不明だ。残る1.2Kmに交通制限をするような道路があるわけでもなく、腹が立つこと極まりない。
スタートは9時。カウントダウンと共に2000人が走り出す。普段は10Km/65分程度のスピードだが、大会の流れにつられて、注意をしていてもペースが速くなる。そのためもあって10Kmを越える頃から「少し歩こうよ!」と悪魔君がささやく。ハーフのコースはアップダウンがけっこう激しいので、上り坂を迎えるたびにその声が大きくなる。困ったものだ。兎にも角にも第4ポイントの制限時間を5分ほど早くクリア! 私にとってはここがゴールのようなものだ!(笑い)
やっとの思いでゴールがある青木公園に着くも、そこから実際のゴール地点までが長い。直進できれば目と鼻の先なのに右往左往させられてなかなか競技場に入れない。やっとの思いでゴールをしたときにはほとんどの走者は帰宅の途に就き始めていて、大きな声援があるわけでもなく若干寂しさを感じるが、ともあれ完走できたことに喜びを噛みしめ!「やった!」と静かに拳を突き上げた。芝生に寝転んで見上げた空は今日も青く、高かった。