9月19 ~ 23日までマレーシアのクアラルンプールに出張した。FOOD AND HOTEL MALAYSIA 2011展に弊社の代理店であるIFPM社と共に出展するためだ。同社のBictor Lim社長とは21年の付き合いになるが、彼の前向きなビジネススピリットは、60歳を過ぎてますます旺盛、素晴らしい限りだ!
季節は雨季で時折りシャワーに見舞われるが、気温は日本の方が若干暑いくらいだ。
展示会場はKLツインタワーの隣にあるKLCC(クアラルンプール コンベンションセンター)。イスラム食であるハラルフードのメーカーが多数出展していたが、食品機械のメーカーは少なかった。
今回は社員二人を伴っての出張。一人は海外担当、そしてもう一人は社員投票で選ばれた「2010年度、一番頑張った社員」のK君、ご褒美出張だ。
2日間は展示会場で接客。お国柄、ココナツミルクやカレー、香辛料等の引き合いが多かった。円高の煽りはあるものの、引き合いは思いの外多く一安心。最終日は日本語のできるガイドさんを雇い半日市内観光。バツー洞窟寺院や独立記念堂、王宮、錫工場を見学した。
展示会場に隣接するKLツインタワービル(98年完成、88階、452m)の形は誠に美しく、実に優美だ。この塔はイスラム様式でマレーシアのモスクに似せて作られているそうだ。特にライトアップされた夜景は見事で、見惚れてしまうほどだ。余談だが、タワー1は日本企業が、タワー2は韓国企業が建設を担い、どちらが早く完成させるかを互いに競ったという。結果は1週間ほど日本側が早かったらしい。ちなみに2本のタワーを結ぶ連絡橋はフランスの建築会社が請け負ったとのこと。まさに国際JVだ。
2009年にはフランスのスパイダーマンことアラン・ロベールが、なんと素手で最上部まで登ったというから驚きだ。もちろんその後御用になり、罰金8万円を支払ったらしい。
帰国に際しては23時発の深夜便を利用したので、ほとんど眠れぬままの帰国で結構辛いものがあった。