社長(増田)がジャンルにとらわれず不定期に更新していきます

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全員が一丸となって完成させた装置

2011年4月

3月末日、中国ハルピン向けの大がかりな装置が完成した。
国内ではなかなか見ることのできない豆乳用大豆粉砕設備で、当社の長い歴史の中でも一番大きな設備の部類に入る。工場で組み立てを初めてからの1ヶ月半、ほとんど休日返上で作業に当たった。特に最後の2週間は毎晩深夜にいたる作業を強いられたが、疲れた顔一つ見せず、弱音の一言も吐かず、「大丈夫か?」と訪ねると「大丈夫です!任せて下さい!」と笑顔で応える社員達。皆よく頑張ってくれた。私は涙が出そうになるほど嬉しかった。彼らの努力に報いなければ!と素直にそう思った。大げさではなく、日本一の社員達だ!と今本音で言える。組み立てグループが必死になっている姿を見て、技術グループが応援に加わった。組み立てGの者は後に「涙が出るほど嬉しかった」と述懐しながら再び目頭を赤くした。いい奴らだ。この仕事を通して社員の結束が強まったのは言うまでもないが、大きな仕事をやり遂げたことによる「自信」も大きな収穫だった。この装置は中国黒竜江省の哈爾浜(ハルピン)市に納入される。弊社の豆乳設備を通して、中国人民の健康に寄与できることに誇りを持てる。