社長(増田)がジャンルにとらわれず不定期に更新していきます

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インドネシア出張

2014年11月

11月11日から5日間、Interfood2014の展示会に参加するため、インドネシアの首都ジャカルタを訪問した。羽田から8時間半、気温は33℃、赤道直下だから蒸し暑い。

入国審査場では長い行列ができ、通過には1時間を要した。空港施設は古く、若い頃に来た時と同じと思われる。職員は無愛想でやる気も感じられず、あまりいい感じは受けない。他の東南アジア諸国ではインフラ整備に力を入れ、サービスを向上し外国人客の取り込みに懸命だが、この国ではそういう姿勢は感じられなかった。だから経済発展も遅きに失したのかもしれない。通貨はルピアで、1円は約100ルピア。桁が多いので金銭感覚がどうもおかしくなる。空港からホテルまでタクシーを利用したが、さっそくぼったくりの洗礼を受けた。普通なら700円くらいで行けるところを3500円払わされた。どうやら外国人用に二重価格があるようだ。

人口は2.3億。その8割以上がイスラム教徒で、一般の女性はヒジャブというスカーフのような布で頭髪を隠しているが、ときどきアバヤという黒い布で目と手足の先以外をすべて覆っている人も見かけた。不謹慎かもしれないが、とてもエキゾチックでミステリアスだ。

展示会場は驚くほど古い建物で、何年か前インドのアムラに行った時と同じような感じだった。展示会場で機械を実演するとすぐに大きな人だかりができて関心の高さを感じるが、価格を聞くとスーッといなくなる。日本製の機械はとても高額なのだ。
ちなみにインドネシア人の平均賃金は月に2万円くらいだから、日本人に例えると軽自動車を1500万円で買う・・そんな感覚だから仕方ない。今回は将来を見据えた先行投資だ。滞在中いろいろなインドネシア料理を食したが、驚くかな日本人の口に合っていて、何を食べても美味しかった。交通事情はとても悪い。あふれかえるオートバイと車が進む中、信じられないことに逆走してくるバイクをよく見かける。さらに驚くのは、誰も文句を言うわけでもなく、うまい具合にすり抜ける。まさに曲芸だ。最終日は一番の暑さで35℃、外を歩くと肌がチリチリするほどだった。夜の便で帰国の途に就いた。16日の東京の気温は11℃・・鬼のかく乱だが、風邪をひいてしまった。



日の丸背負って出展

関心は高い!

前近代的な会場

ナシゴレン