9月13日、3年ぶりにMASUDA Band 3rdライブを行った。 会場は川口文化センターリリア。3連休の初日にもかかわらず140人もの友人知人が集ってくれたのは誠にうれしく、感謝以外の言葉が見つからない。一番遠くは韓国や台湾から来てくれた。また、大学を卒業して以来36年ぶりの後輩や、十数年ぶりに再会の先輩が来てくれたのも感謝、感激だった。
18時40分、いよいよ開演。不思議なことに今回はまったく緊張しなかった。図々しいかな今回もすべて自作曲で構成。前半は歌謡曲っぽい内容の曲を、後半は「人生」の二文字にかかわる曲を中心に全18曲で構成した。
曲調はフォークありブルースあり、そして初のロックンロールあり。来ていただいた方は同年代や先輩方が多かったこともあ り、人生に関わる曲には「いろいろ考えさせられた」とか、「パワーもらった」とか、共感していただいた方も多くいらっしゃった反面、ある曲の歌詞「自分の人生の残り時間はあとどれくらいあるんだろ、平均年齢まであと3割程度しかない・・」に対して、ある大先輩から「俺の残り時間はあと1割だから身につまされた、重かったな」とボソッと言われた時は、正直ドキッとした。 終了後皆さんが「還暦ライブを楽しみにしている」と言ってくださったのは嬉しかった。
2時間のライブはあっという間に終わり、その後バンドメンバーや友人たちと美酒を酌み交わした。36年ぶりの再会を果たした後輩達とはその時空を一瞬でタイムスリップし、まるで昨日のことのように話がはずみ、終電のことも忘れ語り明かした。還暦ライブでの再会を約束し、名残惜しいひと時を閉じたが、人生最良の一夜だったかもしれない。一度きりの人生だから、一所懸命仕事をして、一生懸命家族を守って、一生懸命やりたいことやって人生を楽しまないともったいない!
後日談だが、たくさんいただいた感想の中に、「ライブを手伝っていた社員さんの対応がとてもよかった、さすが増幸さん。社員教育は一日にして成らずだからね!」と言ってくださったことも合わせて嬉しい話だった。