4月8日より、フード&ホテルアジア2014展に出品するためシンガポールへ出張した。
マレーシアのクアラルンプールと隔年で行う展示会で、私としては5年ぶりの訪問だ。
シンガポールは東京都とほぼ同じ面積で人口326万人の小国であるが、経済成長著しく、
教育の質も高く、多面的に国際競争力の高い国のようだ。また、富裕世帯の割合が世界で最も高く、6世帯に1世帯が金融資産100万ドル以上を保有しているというから驚きだ。緑が多く整備された街並みはとてもきれいだが、それを保つための公衆政策は強烈で、紙クズ一片のポイ捨てにも罰金が科せられるようだし、何より驚いたのはガムのポイ捨てを防ぐためにガムは販売禁止だという。
こんなに小さな国なのに、東南アジア最大の工業国であるし、近年はアジアの金融センターとして不動の地位を保っているから不思議を感じる。
展示会はチャンギ国際空港からほど近い国際展示場で開催。当社の代理店を25年近く務めてくれているIFPM社のブースに出品。代表のビクターR氏は68歳になるが、見た目はとても若く、25年前とほとんど変わらない。恋多き68歳、それが若さの秘訣らしい。(笑)
連日予想を上回る来場者があり会場は大盛況。確度の高い引き合いも多く、今後の受注が楽しみだ。最終日は午前中タクシーで市内に出て、空中庭園で知られているMBS(マリーナベイサンズ)を見学した。57階の屋上に巨大なプールが・・・。なんとも形容しがたいその奇抜な容姿に圧倒されるが、ランドマークとしてはこれに勝るものはないかも。遊び心もここまで行くとついてゆけないが、観光客をアッと驚かせるにはこれくらいのことをしないとならないのだろう。小国なれど世界に何かを発信しようという意気込みは十分に伝わってきた。
国際展示場 |
展示ブース |
実演風景 |
57階建てのMBS |
屋上プール(絵葉書から) |
眼下に見下ろす市街 |