第2世代に生まれ変わった水素自動車MIRAIが、つい先日納車された。ボディ寸法は4975×1885×1470mmで、全長で85mm、全幅も70mm大きくなり、反対に全高は65mm低くなっていた。初代は「水滴」をイメージしたためか、多少ずんぐりした丸みを帯びたスタイルだったが、この第2世代は走りに徹したスポーツサルーンといった感じで、大変洗練されたスタイリッシュな車に仕上がっていた。
走りを体感すべく早速試乗してみた。その第一印象は「驚くほど静か」で、遮音性は大幅に向上している。
アクセルを踏み込むと音もなく滑り出し、強めに踏み込むとシートに体が押し付けられるほどのロケットスタートを体感できる。思わず「凄い!」と声が漏れた。初代も素晴らしかったが、この新型は数段レベルアップしている。見かけはカッコよくなっても走りはほとんど変わらない車が多い中、乗った瞬間に「凄い!」と言わせるのは、さすが「未来を見据えたMIRAI」だ!
MIRAIのエンジンはFCV(燃料電池自動車)で、タンク内の水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、生成した電気でモーターを駆動させることで走行する仕組みだ。水素タンクを2本から3本に増設したことで、航続距離も650Km ⇒ 850Kmに向上・・なんと3割もアップしている!
1998年、当社はまだ世に出たばかりのハイブリッド車プリウスを社用車として導入。以来、社員の環境に対する関心も高まり、環境のISOや昨年キックオフしたSDGsも積極的に展開してきたことが、CO2を発生しないMIRAIの導入に繋がっていることは言うまでもない。
社用車としては高額な車だが、お客様の送迎専用なので、社員やご来社いただくお客様と共に環境活動を一緒に考えることができるので、決して高い投資ではないと思っている。是非新型MIRAIを体感しにご来社くださいませ。