当社は2017年より「社員も会社も健康でなければならない」ということで『健康経営』を宣言し、毎年目標を定め、月に一度の面談で進捗確認を行い、実効性を高めて来た。
社員の「心と身体の健康」と、会社自身の健康、即ち財務内容を良くすることは勿論だが、社員が遣り甲斐を感じ、適正に評価され、風通しのいい職場環境を作ることを目指してきた。
目標は各自各様で、1日1万歩歩く、体重を10kg下げる、10kmを50分以内に走れるようになる 等々、自分に合った目標を設定している。最近では、肝機能ALTを36→30にとか、CREを1.06→1以下にするとか、目標がかなりストイックでピンポイントになってきている。
なので、体重が５kg下がったくらいは当たり前で、最高は13kg減量したとか、10km45分で走れるようになったとか、その成果には目を見張るものがある。かく言う私も糖尿病予備軍と診断されていたが６Kg減量の結果、HBAlCなどの値が正常値に返り咲いたので、健康経営の有難みを実感している。
日常的に運動量が十分な人の場合は、資格を取ったりボランティア活動をしたり、フィジカルとメンタルの両面でサポートしている。
「健康経営優良法人の認定証」もいただくことができ、当社の健康経営はかなり成功していると感じているが、まだ十分とは言えない面もある。毎年ストレスチェックを実施し、社員は産業医さんと面談しているが、中には「高ストレス」と判定される者もいる。本人に自覚がある人もいれば無い人もいるから厄介なのだが、できるだけ負担を減らすべく対応することを心掛け、心身ともに健康になることを目指している。
