11月20日、栃木県佐野市に於いて6名の社員と共にボランティア活動を行った。
10月12日に来襲した台風19号により浸水被害を受け、未だに手を必要としている多くの方々がいらっしゃるのだ。11月2日に先遣隊2名が現地を訪れた際、土日はボランティアの数は多いが平日が不足していると聞き、今回は平日に活動することにした。
朝7時に出発し、午前9時ボランティアセンターに到着。平日だというのに200人くらいの老若男女が来ているのには驚いた。順次受付を済ませると、訪問先が決まる。今回はボランティアセンターから10キロほど離れた寺院で、境内に積もった泥を搔き、土のう袋に詰める作業だ。かなり冷えることを予想しヒートテックを着込んだが、スコップで泥掻きを始めること10分で、あっという間に体温が上がり脱ぎ捨てた。この付近は60センチほど浸水したというが、その際に堆積した泥は厚さが5cm以上、思いのほか粘りがあり足腰に負担がかかる。30分活動すると10分休憩。はじめのうちはこんなに休まなくてもいいのにと思ったが、2~3時間経つ頃には休憩が待ち遠しくなるほど腰にくる。20名のボランティアが6時間かかりなんとか終了するも、この地域ではまだしばらくボランティアの手を必要としているようなので、来週も数名の社員が来る予定だ。苦しいときはお互い様。自分たちが被災したことを思えばお安い御用だ。