7月6日、プロジェクトチーム活動(PT活動)の第39回発表会が開催された。世間で言うQCサークル活動だが、弊社では"目標必達"の願いを込めて20年前からPT活動と称している。'96年の第1回を皮切りによくも続いたものだと我ながら感心するが、振り返るとその道程は平坦なものではなく、山あり谷あり、紆余曲折しながらも少しずつではあるがレベルアップを果たしてきたと自負している。現在はギヤーをもう一段上げるために昨年からQC指導員の育成に挑戦している。今回の発表は8チーム、活動テーマは上位方針として会社が決める。そのテーマを推進するためのメンバーも都度見直し、部署横断型で全員参加が基本となる。新製品開発は無論のこと、CEマーキング等の資格取得や教育&評価システム構築、情報セキュウリティの導入 等々、内容は幅広く難易度も高いが、会社の将来を見据え必要と思われるテーマから優先して取り組んでいる。毎月の面談で進捗を把握し、必要に応じて社長やQC指導員からアドバイスを行う。活動期間は半年が基本だが、難易度の高いものは2年がかりで取り組むものもある。7月と12月に社内の発表会があり1チーム15分で成果を発表。評価者が5人、1位を取ったチームが次年度の埼玉大会に出場することになっている。チームリーダーは前チームの発表に対し質問と高評を述べる。なので、ボーっと聞いていられない。
また、QC知識のレベルアップのため、8月から毎月第一土曜日に開催されている勉強会の席上で、営業部と製造部が交互にQC7つ道具を用いた報告会を行うことにした。日常取っているさまざまなデーターを"活かす"習慣を付けるための策で、 KKD(経験、カン、度胸)ではなく、データーを解析して問題解決することをルーティンにすることを目指している。
和気あいあいに活動 |
8チームが活動 |
県大会出場チーム |
QC七つ道具 |
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