昨年の7月から「健康経営」を弊社の重点活動項目として展開している。ただ元気なだけではなく、すっきり目覚め、美味しくご飯を食べ、意欲的に仕事ができ、前向きに物事をとらえること。病気になった時の対策ではなく「よりよく生きるための仕組み」を整備するというものだ。1日一万歩やトランポリン5分以上、またバランスボールの使用を推奨し、その結果を翌年の昇給に結びつけるというものだ。ただ単に減量するのではなく、体脂肪を減らし、筋肉量を増やす 等々・・心身ともに健康になることを目指している。
一方、会社としては23年前からの5S活動改め、5年前から「Super 6S活動」を全力推進してきた。これも各自が取り組む健康経営とまったく同じもので、その法人版だ。
会社の健康状態を良好に保つため、「品質」はもとより「人の質」と「システムの質」を常にチェックし、問題があればすぐに改善する。時勢と照らしてルールは適切か?変更する必要はないか?決めたことは守られているか? また、「会社としてのありたい姿」を具体的に描き、それに向けてPDCAの管理サークルを回しありたい姿を実現する。
"いいものづくり"には"いい経営"が必要と考える。いい経営とは「TQM活動を実践できる組織と人財を育てる」こと。日常業務=QC活動=改善(PDCAを回す)であることを認識し、高い視点と広い視野で、日ごろから問題意識を持つことを習慣づける。
『ありたい姿を常に職場に根付かせる風土』を醸成するために、スーパー6S活動やISO9001をベースにしたMASUKO MANAGEMENT SYSTEMを更に磨きをかけてゆきたい。