10月21日、大宮ソニックシティの会議室において講演を行った。演題は「わが社のSuper6S活動について」で、持ち時間は90分だった。このような長丁場は初めてだったので、正直言うと私の方が緊張した。
出席者は16名。大きな会社の社長様が多かったのでどのようなストーリーにすべきか思案したが、カッコつけても始まらないので実践してきたことを率直に語る事にした。
平成6年、新工場の建設を機に"心身ともに新しくなりたい"との願いを込めて「5S活動」をスタート。その後ISO、CSとES、企業価値の追求、超ISO等々、手を替え品を替えマンネリさせぬよう工夫を凝らして続けてきた。そして20年目の節目を機に、一段レベルアップさせたいと「Super6S活動」を展開してきた。「創造・進化・成功・成長・深奏・幸福」…「仕事を通して幸せを創造しよう!」という活動だ。
職場で感じる"幸せ観"とは、一言で言えば"第三者から認められる"ということ。その"幸せ感"を持続するためには、少しずつでもいいから"成長し続けること"が求められるわけだが、そのためには目標を明確にして「PDCAをコツコツ回す」ということ以外に手はない。しかし、これは言うほど簡単ではなく、泥臭く、地道に、計画的にやり続けなければならない。そして会社はそれを実現するための環境を提供しなければならない。多難な活動だが、社是の如く『おもしろ 可笑しく 一所懸命』という気持ちで、苦しさや厳しさも楽しんでしまおう!と締めくくった。共感していただいた方も多数いらっしゃって、ある社長さんなどは今月末に10名の幹部を引き連れて再度わが社を訪問されることになっている。
どうせ生きるなら 楽しく意義のある人生にしよう!
一所懸命仕事をし 一生懸命家族を守り
一生懸命やりたいことをやる
人に迷惑をかけず 少しは人のため 社会のためになることをしよう
いつも前向きに 笑顔と遊び心を忘れず 何があろうと逃げずに受け止める
そんな人生を送れたら悔いもなし!