社長(増田)がジャンルにとらわれず不定期に更新していきます

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社長の独り言

北海道一人ツーリング2010

2010年8月

8月9日

北海道ツーリングに出発の朝、5時に目覚めるとなんとザーザー降りの雨。
瞬間ショックだったが、気分改め「雨を楽しむぞー」と思って6時に出発。目指すは仙台港。去年と同様苫小牧行きのフェリーだ。
幸い出発して1時間ほどで雨は小降りになり、郡山を通過した9時にはすっかり止んだ。山々はモヤに包まれ今朝の空気は特に新鮮だ。合羽を脱ぐとサウナ室から出た時のような爽快感。白河、郡山、福島を通過し、13時仙台港着。早めに到着したのでフェリー埠頭に隣接しているアウトレットパークに立ち寄り昼食をとった。
最近珍しくなくなったアウトレットモール。出展内容はどこも殆ど同じ。もっと地域色を出した方が地域経済が活性化すると思うのだが。驚いたことに今週はハワイアン週間だった。 なんで仙台に来てハワイなの?と首を傾げた。16時に乗船。 夕食後間もなく眠りに就く。

 

8月10日

海は濃い霧に包まれていた。視界は200mくらいだろうか。船はまったり静まりかえった海面を滑るように航行する。11時15分、パイクは苫小牧港に跳ね降りた。去年に続き二度目の北海道。今回は昨年台風8号の影響で回れなかった道南を中心に回る予定だ。


手始めは小樽、高速を飛ばすこと1時間。小樽の港に面した倉庫街を観光。目抜き通りに面したオルゴール専門店が目をひいた。昔からオルゴールの音色は大好きだった。 少々高かったが一目(耳)惚れしたオルゴールを購入。 優しく奥行のある音色がいい、心が洗われる。観光スポットを一回りしてみたが、去年行った函館の方が見応えがあったような気がした。その後地元の人に薦められた 水族館近くの展望台に行った。
小高い丘から一望できた日本海は美しかった。その後今夜の宿泊地の夕張に向け出発。2時間半ほどで到着したが、 こんなに寂れた町だったとは・・・駅近くの商店街にも人っこ 一人いない。財政破綻した街と聞いてはいたが理解できる。


8月11日

先週までは全国的に晴天続きだったのに、北海道に上陸したとたんに雨(台風)の予報。午前8時、しっかり合羽を着こんで出発。芦別市経由で富良野に入りガイドブックに載っていたオムカレー店で昼食。R237号線を北上しながら美瑛を抜け、旭川から旭川紋別自動車道を通り、上川町からR39にとって雨は常に隣り合わせ。
雨が辛いと思ったらバイクなど乗れない。“雨もまた楽し! ”と思えばいい。そう思うと雨のツーリングもなかなか味がある。
宿は留辺蘂の温根湯温泉。着くなり部屋には所狭しと濡れた衣服が掛けられ、明日までに乾いてくれることを望む。

 

8月12日

朝から予報通りの雨。台風6号の影響なのでかなり強いが、合羽 をしっかり着こんでいざ出発。北見市内を経由し美幌・弟子屈・ 標津・別海を抜けた。途中の標津峠は強い風雨のせいか全く人気 がない。狭い山道を通るのはスリルもあるが、行き交う車が一台もないのは少々不安になった。結局1時間の峠超えで1台の対向車もなかった。
その後、厚床・根室を通過し一路納沙布岬へ。今日の天気では何も見えない ことは分かっていたが、昨年も台風8号に見舞われ中止にしたこともあったので、何としても行かねばならない場所だ。
しかし行ってみてびっくり!岬の突端の食堂や土産物屋は33年前に友人と行った時と何も変わっていなかった。時間が止まっているかのようだ。岬に着いた時は一番雨が強く、北方領土はおろか目の前の海さえ見えなかった。


 

 

8月13日

目覚めると昨日の雨が嘘のような快晴、まさに台風一過だ。
釧路湿原を8時に出発し阿寒湖経由で襟裳岬に向うべくナビをセットして走ること1時間。
なんと阿寒湖まであと30kmのところで突然の通行止め。鉄のゲートが閉まっていた。通行止めの説明書きもなかったが、その先は峠道なのでたぶん昨晩の雨で通行できなくなったものと推測する。迂回するには遠すぎるので、阿寒湖行きは諦め、元の道を戻り釧路経由で襟裳岬を目指すことにした。林道では草木の香で胸が満たされ、海岸添いでは潮の香で満たされる。北海道ならではの景色を独り占めしながら、風になったような気分だ。久しぶりに心地よい優しい日差しを浴びながらのツーリングは、例えようもなく気分がいい・・最高!!

ナウマン国道(R336)を一路襟裳岬に向け南下。12時に白糠の恋問海岸で小休止。2時頃通過した十勝川ではその風景に感動。思わずエンジンを止めて自然の音に耳を澄ます。15時に襟裳岬に到着。初めて訪れたが誠に素晴らしい展望だ。歌にまでなった襟裳岬が思わず歌が口を突いて出た。1時間滞在し、その後本日の宿のアポイ山荘へ。ネットで予約しておいたのにホテル側のミスで部屋がない!(>_<) 
満室らしく、しばらくすったもんだしたが、何とか部屋を確保。こんなアクシデントも旅の思いでだ。

 

8月14日

いよいよ最終日。夕方には苫小牧に戻らねばならない。楽しい時間はあっという間に過ぎ去るものだ。襟裳町、日高町と海岸線をひた走る。この辺りは波が強いのか、岸壁で飛散した水しぶきで靄(もや)がかかっている。この辺りは競走馬の産地だ。広大な牧場にスマートな馬達が気持ちよさそうにそよいでいる。13時には苫小牧に到着したが、少し時間が早いので札幌まで足を伸ばしラーメンを食べることにした。18時にはフェリーに乗船。

 

8月15日

10時仙台港着。なんと走り始めると同時に雨! 慌てて合羽を着込んだが30分もすると今度は快晴・・・忙しい天気だ。川口まで380Km・・・帰省ラッシュで渋滞もあったが夕方無事に帰還。去年は北海道を一周することが目的だったので 一日平均600Km走ることになったが、今回は道南中心で予定を組んだこともあり平均400Kmの走行だった。しかし前半激しい雨に悩まされたことを考えると、フィジカル的には今年の方がきつかったかもしれない。とはいえ今回のツーリングで雨天走行の楽しみ方を会得できたことは大きかった。