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超ISO企業への取り組みと、新6S活動のスタート

2009年7月

 財団法人日本規格協会様が運営する『超ISO企業研究会』に入会し、本年1月から活動がスタートしたが、そもそも「超ISOとかTQM9000ってなに?」と質問されることがあるので以下に説明申し上げる。

超ISOとは、文字通りISO9000を超えた活動を行うことで、ISO9001の要求事項を凌駕する品質マネジメントシステム(QMS)を構築・運用して、審査登録の維持だけを目的とした活動以上のことを実施できる企業になるということだ。自社の競争優位要因を明確にし、企業目的を達成するための競争力を磨き、顧客満足の高い製品・サービスを提供できる組織能力を身に着けることと言い換えることができる。
それを成し遂げるためにはISO9001のQMSに科学的問題解決手法を基礎とする全社的改善活動(日本の工業発展を支えたTQM活動)をビルトインして、問題解決や目標達成能力をステップアップしなければならない。これがすなわちTQM9000活動だ。これにより競争力のある製品・サービスを提供しうる強い組織・企業になれるものと確信する。

 しかし、この取り組みを成功させるのは容易なことではなく、考え抜いた末今回は大きな改革が必要であると判断し、この度組織の抜本的改革を行った。一言で言うなら「やる気のある若手の登用」。
それに伴い、平成6年からがむしゃらに続けてきた「5S活動」(整理・整頓・清掃・清潔・躾)改め、『しっかりした仕組み』を加えて6S活動とし、今期よりこれを企業活動の「背骨」と位置づけ、温かみの中にも常に緊張感と自己研鑽できる組織の構築を目指し、超ISO企業を実現するべく挑戦したい。



新6S活動推進中