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社長の独り言

台湾出張レポート

2014年3月

 3月9日から台湾に出張、台北と台中を訪問した。
私にとって台湾という国は昔から“不思議”を感じる国の一つだ。外貨準備高世界4位という割には、見た目の派手さはなく、20年前に訪問した頃と印象的に大きくは違わない。「101」という101階建ての超高層ビルはできているものの、どことなく昔懐かしさを感じる街並みが多い。 確か20年ほど前は外貨準備高世界2位だったこともあったはずだが、いずれにしてもどこにその原動力があるのか不明なのだ。

 今回の出張中に驚くような話を聞いた。弊社の代理店の担当者(日本語の上手な女性)が趣味で韓国語教室に通っているが、25~26歳の韓国人女性教師が日本語を話すその担当者を日本人と間違え「戦時中、なぜ日本人はあんなひどいことをしたの!」と詰問されたそうだ。かくも若い層の人がそのように言うのもプロパガンダの刷り込み効果と言えるが、果たして本当にそれでいいのだろうか?愛国心を育むのは大切なことだが、敵対心を煽る教育はいかがなものか? 

代理店の社長は言った。「戦時下において台湾も韓国と同様日本に統治されていたが、統治時代に近代的なインフラを残してくれたことが今日の発展に繋がっているのも事実なので、日本のお陰と言える部分もある。それは韓国も同様のはずだ。にもかかわらず、なぜ今なお声を大にして日本は反省していない!などと言い続けるか理解できない。」と。とても嬉しい発言だった。「戦勝国」とか「敗戦国」と言われても、今の日本人にはピンとこないのだ。社会科や歴史の授業で近代史を詳しく教えてこなかったからだと言う人もいるが、いいことも悪いことも含め、中国も韓国も日本も正しい歴史教育をするべきだ。その上で、この3ケ国が親しい隣人になるための方法を模索するべきである。台湾と日本のような関係になりたいものだと、心から願う出張になった。

※これに関連する記事が2月号の「韓国訪問」にも載っていますので、ご一読ください。


屋台食堂

台北市街

台北101の夜景