社長(増田)がジャンルにとらわれず不定期に更新していきます

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社長の独り言

南相馬市ボランティア

2015年5月

 5月29日、2年ぶりに福島県南相馬市の日高地区をボランティアのため訪問した。常磐自動車道が全線開通したので僅か3時間で到着。今回は全員参加ではなく希望者15人で臨むことになり、当日は第4陣として私と協力工場の専務の二人で参加。
集合時間前に、いつも訪れる海岸沿いの風景を見に行った。防潮堤などの修復はまったく進んでいないばかりか、驚くかな海岸縁に白い壁で覆われた広大な敷地が出現し、中には黒い「トン袋」が山積みされていた。そう、除染廃棄物だ。どれほどの量になるのか想像もつかないが、放射線量の高い枝葉や土等の廃棄物が数千袋保管されている。震災から4年が経ち多くの人が3.11のことを忘れかけているが、福島の実状を少しでも理解するべきだと思い、社員と共に毎年続けている。


 8:30にボランティアセンターで受付を済ませ、作業のマッチング。当日は70人ものボランティアが集まり三つの現場に割り振られた。(内50人は二つの会社の団体さんだ)
我々が担当したのは国道沿いの小高い丘を切り崩した300坪くらいの平地で、そこに置かれたゴミの分別と草刈りだ。そこにはもともと自動車修理工場があったことを、唯一残された看板がかろうじて物語っていた。敷地の隅には「トン袋」が十数個置かれていたが、分別が不十分なので一旦全部出して再度分別するのだという。はじめにしっかりした分別がなされていれば、こんな二度手間を掛けることもないのに・・と、初動の大切さを感じた。分別組と草刈り組に分かれ作業を開始。炎天下の作業なので、40分に一回の休憩を取りながら行うがそれでもけっこうきつい。私は分別組で作業をしたが、瓶や缶の袋はドロドロベタベタで正直触りたくないという状態だった。
メンバーは広島から来たという30代や新潟からの定年組など様々だったが、皆使命感を持っているせいか音を上げることもなくすこぶる元気! 午後は刈り取った草木をトン袋に詰める作業をしたが、人数が多かった分思ったよりも早く進み3時に終了した。その後センターで機材を洗浄し解散。できればまた秋口に来たいものだ! ガンバレ福島!!


ボランティアセンター前で

分別されたトン袋

刈った草木もトン袋で回収

分別作業

白壁で覆われた除染廃棄物置場
カメラに収まりきれない広さだ

壊れたままの堤防