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QCサークル埼玉大会で金賞!

2019年7月

 7月5日、さいたま市の浦和市民会館で開催された「QCサークル関東地区埼玉発表会」に3年連続エントリーした。今年も本田技研、資生堂、安川電機など名だたる大企業が7社。そこに従業員数27人の増幸産業が念願の金賞を目指して挑戦した。

今回の発表テーマは「砥石目切り加工の機械化」だ。弊社の主力製品である超微粒粉砕機スーパーマスコロイダーのコアパーツ(砥石)の「溝を刻む作業を自動化する」ことを目標に1年間活動した成果を発表した。チーム名はDDT、砥石グループ3名が挑戦。

 一昨年は小手調べでエントリーし銀賞。昨年は「金賞取るぞー!」を合言葉に、気合いのQC活動を展開したが、念願叶わず惜しくも銀賞+審査員特別賞だった。今年こそは!の願いを込めた計40回100時間に及んだ活動は、トライ アンド エラーの連続で、典型的な「問題解決型」の活動と相なった。専門性の高い内容ゆえ審査員の方に分かりずらいかと案じながらも無事発表を終えた。気負いのない素晴らしい発表だった。全チームの発表が終わりいよいよ結果発表。壇上の発表者も見学席の我々も全員が心を一つに願った。そして結果は、、、見事金賞をゲット!思わず「やったー!」と皆で歓喜の声を上げた。しかし喜びはこれだけではなかった。最優秀サークルに贈られる「埼玉県経営者協会 会長賞」までいただくことができて、喜びが倍化したのは言うまでもない。

 弊社のQCサークル活動は1996年に産声を上げ、今年で23年目を迎えた。スタート時は試行錯誤を繰り返しながらも大きな達成感があったが、4~5年経つと徐々に発表のための活動の色合いが濃くなり、これではいけないと手を変え品を変え、改善に次ぐ改善を繰り返して今日に至っている。この活動こそが弊社の最大の強みと位置付けていることもあり、意地になってやってきた感もあるが、その努力が実を結んだと言える。実はこの発表会への出場もその改善の一つで、井の中の蛙にならぬよう大海を知ろう、自己研鑽できるようになりたいとの願いを込めてのエントリーだった。チームDDTの諸君は本当によくやってくれた。お疲れ様、おめでとう!そして心を込めて有難う。「難」が有って「有難う」を今皆と共に感じている。苦しい活動だったからこそ喜びも大きい!

ブレずに、諦めずに続けること、それが「進化、深化、新化」に繋がると信じて、今後も自己研鑽して行きたい。最後にもう一度、「金賞とったぞーーー!!」\(^O^)/