アンダーミクロン級の超微粒子を得ようとする場合、従来は機器を微調整しながら何度も粉砕を繰り返していたため、作業者が現場から離れることが出来ませんでした。新開発の"セルフポンピング機能"を搭載した「自己循環型摩砕機」は、スィッチをONするだけの簡単作業で目標粒子を得ることができます。
原料を投入すると「粗砕モード」で運転が始まり、繊細なクリアランスや回転数のコントロールもすべて自動。所定の工程を終了すると自動停止し、アラームを発し運転終了を通知します。自動排出、自動洗浄機能の設定もあります。(オプション)
また。粉砕室内は処理物で隙間なく満たされているため、処理物が空気に触れることもなく、品質劣化がほとんどありません。
また、滞留を生じない新機構の本体設計により、粒度分布にムラのでない画期的な性能を実現しました。
●研究室および少量生産用のコンパクト設計で、分解組み立ても簡単。
チラー水をジャケット部に供給すれば、製品温度を大幅に引き下げることもできるので、より高品質な製品作りが出来ます。
型式 | MKZA6-5CJMR |
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モーター | 3.7Kw , 3相 |
グラインダー直径 | Φ150mm |
1回の仕込量 | 1バッヂ 5Kg |
外形寸法 W×L×H | 700× 1200× 1300mm |
重量 | 230kg |
●CNFの場合、1バッヂ20〜30Kgの原料スラリーを約1時間で200〜300ナノメートル級の超微粒子に解繊します。原料供給から排出・洗浄まで自動化(オプション)出来ますので、生産用としても十分ご使用いただけます。
型式 | MKZA10-20CJMⅣ |
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モーター | 15Kw , 3相 |
グラインダー直径 | Φ250mm |
1回の仕込量 | 1バッヂ 20Kg |
外形寸法 W×L×H | 685× 1050× 1500mm |
重量 | 300kg |